寒菊 Beyond C 2022 Limited Label 純米大吟醸 無濾過生原酒
2022.04製造
皆さんこんばんは。まだ休みをやってるばんないです。今宵のお酒は初の寒菊であります。いろいろと話題?の一本でありますが、ついに私も時代の波に乗るときがきたようです。
購入は福岡は行橋乃うらの酒店さん。去年から?寒菊の特約店になったようですね。うらのさんは福岡でも珍しい栄光富士の特約店だったりと、うらのさんじゃないと買えない銘柄が多いんです。
さて、寒菊に話を戻します。とりあえず寒菊を飲めればよかった私は、うらの酒店さんに入るや否や「寒菊ありませんかっ!?」と店員さんに質問。その店員さんがラスト一本で持ってきていただいたのがビヨンセ…じゃなくてビヨンドC!!レジの際に値段を聞いていなかった私は、3000円近かった値段に震えたのはいい思い出笑。
帰宅して裏ラベルを見ると価格に納得…というかむしろ安い。精米歩合29%!?マジかー、すげーやん( ・∇・)
使用米は千葉県産の酒造好適米である「総の舞」を使用。心白が大きく、高精米向きのお米みたいです。寒菊史上最高精米らしく、初見でフラグシップとか大丈夫なのか…。
裏ラベルを見ると「特別な行事の際に…」と書かれていますが、普通の日に開栓してしまってます。まぁ、雰囲気加点がない分、フラットな評価ができそうです。最後までお付き合いしていただければと思います。開栓です!!
【スペック】
○使用米
千葉県産 総の舞
○精米歩合
29%
○アルコール度数
15度
【味わい】
○温度帯
花冷え→冷、熱燗→人肌
○香り
青リンゴ、柑橘系、吟醸香、アルコール
○含み
サラリとした口あたりから、チリチリとしたガス感とともに透明感あるお米甘味。甘味は強くなく上品です。
○中盤
青リンゴやブドウのようなニュアンスのフルーティ感ある甘酸味。雑味はなく高精米らしい精度が高い味わい。ん?あのお酒に味わい似てるぞ…。
○余韻
スゥーっと奥までスケスケのエッチな旨甘余韻。引き際はエレガント。すげ〜。
【燗】
うーん…ベタ甘かなぁ…。温度が下がっても甘味が際立ちます。私的には温めてはいけないヤツ。
【甘辛】
ちょいちょい甘
★総評
人気銘柄らしい納得の味わい。味わいには一貫して高精米らしい透明感ある甘味、苦味、旨味をかんじられます。含みと中盤までは愛おしい甘味と果実感、余韻になるとスッキリとは終わらずお米感ある旨苦味がグワッと盛り上がってきます。最後まで退屈させない設計には感服です。
適温はやはり花冷えから20℃あたりでしょうか。温度が高すぎると甘さが前面に出てきてしまい高精米特有?の透明感を隠してしまうようです。
味わい的にあのお酒に似てる…と書きましたが、鍋島の味わいにめちゃくちゃ似てます。箱入り、キリ箱入りクラスにも負けない酒質です。箱入り純米大吟醸クラスどころか、鍋島のキリ箱5000円クラスにも肩並べちゃうんではないか…。こりゃ素直にすげー( ・∇・)
「もはや寒菊は千葉の鍋島」
と、言わせていただきます。寒菊、こりゃリピート確定の銘柄になりますね…。
昨日は三女を無理やり洗車したてのS2000に乗っけて福岡の志賀島(しかのしま)へドライブへ行ってきました。途中のカフェで休憩しながら約1時間半のドライブとなりました。やっぱりオープン最高!!景色最高!!あと長女と次女が残っているので2人も連れ出してオープンドライブ行かないと行けない〜…。2シーターなのでマジでどうしよう…。
今宵も素晴らしい寒菊ライフを(^^)
特定名称
純米大吟醸
原料米
総の舞
酒の種類
無濾過 生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通