「長州酒造」は、150年近い歴史を持ちながら日本酒づくりをやめていた山口県下関市の酒蔵で「菊川」を醸す児玉酒造を継承し蔵名を変更した。 新たに杜氏として指揮を執るのは藤岡美樹さん。東京農業大醸造学科を出て、奈良や香川や三重で20年ほど酒造りを続け、ヒット作を手掛けるなど実績もある実力者。 銘柄は、稲を育む太陽にちなみ、日本古来の神様である「天照(あまてらす)」と酒を意味する別称「美禄」から「天美」と命名。 味わいは穏やかで爽やかな香りと、白ブドウのようなやわらかい甘みと酸味、柑橘を思わせるフレッシュさのある食事に合う日本酒を目指す。
天美のクチコミ・評価
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天美の銘柄一覧
銘柄 |
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純米吟醸 うすにごり 生原酒原料米:山田錦、精米歩合:60%、アルコール度:15% |
純米大吟醸 生原酒原料米:山田錦、精米歩合:40%、アルコール度:15% |
純米大吟醸 播州愛山原料米:播州愛山、精米歩合:50%、アルコール度:15% |
純米大吟醸 赤磐雄町原料米:赤磐雄町、精米歩合:50%、アルコール度:15% |
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天美の酒蔵情報
名称 | 長州酒造 |
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特徴 | 2020年に誕生した「長州酒造」。親会社である「長州産業」は、山口県山陽小野田市に本社をおく太陽光発電システムを主力とする製造業の会社である。 新しい事業に必要となる豊富で良質な水を探していたところ、下関市菊川町の「児玉酒造」にたどり着く。そこは15年前に高齢のため造りをやめ、後継者もいない為廃業を考えている酒蔵であった。「地域の文化である酒蔵が消えるのは惜しい」と、岡本社長は新規事業として児玉酒造の事業承継を決め、そうして「長州酒造」と名を変えた。異業種であるため蔵人探しは難航し、酒蔵にも卸している機械メーカーから紹介されたのが、奈良県と香川県の酒蔵で酒造りを学び、杜氏として活躍していた藤岡氏であった。酒造りとは縁のない会社が参入することはハードルが高いことから最初は断るも、社長の熱意と覚悟を感じた藤岡氏は、杜氏としてイチから設備設計に関わり、酒造りだけではなくブランド作りや営業にも携わることに。できたお酒は商品の説明が可能な専門店のみで販売することとし、その熱意を直接消費者に届けられるようにしている。 |
酒蔵 イラスト |
(山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 長門菊川 天美 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 山口県下関市菊川町大字吉賀72 |
地図 |
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