ピンクの日本酒。びんもオシャレ。一口飲むと酸っぱくて奥に甘さの残る、初恋の味。
「桃あたりの果実酒です」と言われたら、ですよねーこんなの米なわけないですよね〜と答えてしまいそうな偽装っぷり。
恐るべし、赤色酵母。
これはぐい呑みに注いで鷄もつ煮なんてベタな肴で飲まず、シャンパングラスにレバーペーストで飲むべきだったかもしれない。
若い無垢の透明と、散々濁ったあげくの上澄みの透明と。
どっちが美味しいのかわからないけれど、透き通ったピンク色を飲み干して、今日もゆるやかにダメになっていく。
それなりに図々しく歳を重ねてるのに。
初恋並みに不器用で、胸が傷むのはなぜだろう。
原料米
その他
酒の種類
生酒 原酒
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1