以前から気になっていたものの、初の十六代九郎右衛門。
IWC2023でチャンピオンになった美山錦ではなく、夏らしく低アルコールの山廃純米13を選びました。まあ、こちらも美山錦ですが、杜氏もお酒に弱いということで、そういう方の醸す低アルコールは信用出来るんじゃないかという目算です。
標高936mという高地にある湯川酒造は、その寒冷な気候に逆らわず、生酛や山廃といった昔ながらの手法を大事にしているとのこと。貯蔵庫も天然の井戸水を使用したものらしい。
フルーティな白ワインっぽい甘さと酸味で、低アルコールながらもわりと厚みがあって飲みごたえ充分。
先に冷蔵庫で冷やしたものをいただきましたが、常温になると甘みがグッと前へ出てくるような。なるほど、美味しい。別のも試してみたい。
特定名称
純米
原料米
美山錦
酒の種類
一回火入れ 山廃
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1