金色のしずくの通常版と豊醇旨口を比べてみた。
包装の情報から、相違点は2つのみ。
1) 製造年月
通常版は2021.01、豊醇旨口は2020.10
2) アルコール分
通常版は13度、豊醇旨口は14度
(昨年までどちらも今より1度高かった)
まず、色は、度数が低いにも関わらず、通常版の方が濃い。不思議。黄金色という感じ。
香りは、通常版は華やかでフルーティー。豊醇旨口はフルーティーさが少なく、より穀物感、熟成感がある。充実している。
味は、度数の違いからか、やはり豊醇旨口の方が濃く感じる。明らかに飲み応えがある。通常版は比較してしまうと、どうしても水っぽく、豊醇旨口の方が甘味、凝縮感を感じやすい。後味の苦味は両方あるが、通常版の方が角がある。
同じ値段なら間違いなく豊醇旨口を選びたい。
いずれにしても、価格の割りに日本酒のよさ、純米酒らしさを感じられ、素晴らしい。