「謎の落ち着き」
滋賀・喜田酒造・喜楽長・純米吟醸・吟吹雪・金沢酵母(1401)・精米歩合60%・16度・KuraMaster2022金賞
▼喜楽長の純米吟醸。仕込み水は鈴鹿山系、愛知川(えちがわ)の伏流水を使用
---
▽上立ち香は綺麗にキュッと立ち上る。口に含むと一口目は極めてあっさり、主張が無くて水の如き印象
▽甘さ抑えた辛口風なのだが、静寂に慣れた二口目はやや甘さも感じる。後半の苦味は落ち着いていながらも厚く感じるのは、そこまでがあまりに無風で平坦だからか
▽面白くないくらいに平凡にニュートラル。かすかに感じる隠し味は微々たるザ・日本酒の風味。派手な分かり易さは皆無で、どの辺がKuraMaster金賞受賞でウケたのかいまいち謎 (フランス人にこの落ち着きや侘び寂びは分からんやろ笑)
===
6日後 お燗してみたら特徴の無さが良い感じに艶やかになり、ほんわか美人みたいないい感じ。大人になったら燗映えするタイプの地味子ちゃんだったんだな(笑) 燗映え前提で3.1→3.5
特定名称
純米吟醸
原料米
吟吹雪
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:辛い+1