奈良にかつて「三諸山(みむろやま)」と呼ばれ、酒の神様としての信仰されてきた三輪山をご神体として祀る大神神社という日本最古の神社がある。そこからわずか徒歩数分の場所に位置している今西酒造は350年以上の歴史を重ねた現在、若き14代蔵元・今西将之さんが筆頭となり「三諸杉」と「みむろ杉」の製造をおこなっている。 「三諸杉」は地元流通商品で、ふくよかな味わいと芳醇な香りが特徴の酒。全国展開する「みむろ杉」は、控えめに抑えられた華やかな香りとフレッシュさが特徴の酒。さらに「みむろ杉」のなかでも2012年よりスタートした限定流通の「ろまんシリーズ」は爽快感ある甘さとジューシーさが、まるでラムネや清涼飲料水を思わせる味わいだ。いずれも洗練された瑞々しい口当たりで、日本酒初心者や苦手意識のある人でも抵抗なく受け入れることのできる飲み口の良さが人気を集めている。(関 友美)
みむろ杉のクチコミ・評価
みむろ杉が購入できる通販
みむろ杉の銘柄一覧
銘柄 |
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純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒原料米:山田錦、精米歩合:60%、酸度:1.8、アルコール度:16% |
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純米大吟醸 露葉風原料米:露葉風、精米歩合:50%、日本酒度:1、酸度:1.9、アルコール度:15% |
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辛口純米 切辛原料米:露葉風、精米歩合:65%、日本酒度:9、酸度:1.9、アルコール度:15% |
本醸造 超辛口原料米:ヒノヒカリ、精米歩合:70%、日本酒度:10、アルコール度:15.5% |
上撰原料米:ヒノヒカリ、精米歩合:70%、アルコール度:15.5% |
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特別純米辛口 露葉風 無濾過生原酒原料米:露葉風、精米歩合:60%、日本酒度:5、酸度:1.9、アルコール度:16% |
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みむろ杉の酒蔵情報
名称 | 今西酒造 |
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特徴 | 1660(万治3)年創業の今西酒造。三輪素麺が有名な奈良県桜井市大字三輪にあり、近隣にある三輪山を御神体とする「大神神社」は酒造りの神様といわれており、「活日神社」には杜氏の祖とよばれる高橋活日命を祀られている。三輪山の通称が「三諸山」であり、みむろ=実醪…酒母のことを指しているといわれている。酒造り発祥の地と呼ばれ、今もなお酒の神様に見守られながら、同蔵では酒造りを続けている。 御神体である三輪山の伏流水を仕込水とし、三輪山の裏手に残る自然の原型ともいえる素晴らしい環境下で作られた米を使用している。とくに注力するのが、奈良県でただ一つ開発された酒造好適米「露葉風(つゆはかぜ)」。育てにくい米だけに生産量は少なく、使用している酒蔵も限られている。 代表的な銘柄は「三諸杉」と「みむろ杉」の2つ。創業当時からある地元流通「三諸杉」は、ふくよかな味わいと芳醇な香りが特徴。適度に熟成されることを計算して造れている。「ろまんシリーズ みむろ杉」は限定流通で、新鮮なうちに飲むよう計算された、穏やかな香りと酸が特徴のフレッシュできれいなタイプ。とくに「ろまんシリーズ みむろ杉」の甘みと酸のバランスのよさ、軽やかさは万人から愛され、この酒を日本酒の入り口にする人も少なくはない。「仙台日本酒サミット2019」 1位、「SAKE COMPETITION2019」純米酒部門」GOLD、「SAKE COMPETITION2018」純米酒部門SILVER獲得など安定した受賞を重ねている。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | みむろ杉 鬼ごのみ 今西 阿吽 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 奈良県桜井市三輪510 |
地図 |
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