みむろ杉 純米 無濾過生原酒 初しぼり
2020.11製造
「ありがとう」「ごめんなさい」…。ちゃんと言えてますか。ずっと一緒にいたり、一緒にいることに慣れてしまうと照れ臭かったりしてなかなか言えない言葉でもあります。
そんな「ありがとう」、今日それを伝えたいのがネズミなあの方!私が提案したにも関わらず、私以上の気合いを入れた酒ギフトを送ってきていただきました笑。ディープな酒友が周りにいない分、ここの酒タイムは私の特別な場所。ここが私のアナザースカイ。
ネズミさん、今回は本当にありがとうございました。
ネズミさん、本日はみむろ杉でいきます。背景は嫁セッティングの特別友情バージョンでお届け笑笑!!後半はネズミさんからの宿題にして、銘柄ナイショのブラインド酒のレビューをしたいと思います。緊張するな〜笑
まずはみむろ杉の生原酒から。立香はちょいバナナお米。知ってる香り…と思ったら、あっ!風の森に似てる!含みます…口当たりは少しトロっと感からの生らしいみずみずしさを存分に含ませた甘味とお米のまろやかさが花開きます。一見華やかではあるんですが中盤は無濾過原酒らしいコクと苦味が整えてくれます。喉を通すと舌の上にジュンワリと苦旨味が、鐘の響きの余韻のように優しくフェードアウトしていきます。ありゃ…やっぱみむろ杉美味いわ…と思わず一言。
冷やして美味いお杉さんですが、この味わい、燗の方がいいのでは?ということで熱入れます。
まずは55度のとびきり燗です。立香は熟成香?のような古い香り(雑な例えですいません笑)。含むとバナナ乳酸菌!!口当たりは柔らかくなりコタツで寝ている時のような安心感笑。甘味は更に繊細かつまろやかになりました。喉を通した後の余韻の苦味も丸みをおび、とっつきにくさは皆無。こりゃうまい!
そしてヌル燗。とびきり燗のような華やかさは抑えられ、甘味も引きましたが、それに伴い苦味も更に柔らかなものとなったことでクセなく飲み飽きしない燗酒となりました。私はここ辺りが大好き!!うまい!!
やはり、みむろ杉は燗で真価を発揮する…は私の定説ですね。
最後はネズミさんからの宿題酒のレビューいきます。
立香は…え?小麦?ナッツのような香り!これははじめて。早速含みます…口当たりは水のようにクリアで無味です。少し経つとスモーク感?熟成味?のような風味と苦酸味、ほんのちょい甘味。喉を通すと先程のスモーク感?熟成味?とまろやかなちょい甘味が鐘の響きの余韻みたいに口中に響きます…。
私の浅ーい経験値から、ひやおろし的、ちょい熟成酒みたいな味わいです。特別純米とか純米吟醸とかは判別できませんが、少なくともアル添ではない気がします。というか、この前ネズミさんからいただいた出世男のひやおろしに全体的に味わいが似てるかな?ちょいクセありのお酒です笑。先ずは、花冷えでのレビューでした。
初のブラインドでしたが、ネズミさん、いかがでしたでしょうか?アル添だったらすいません笑。全体的なレビューが間違っていたらまた勉強しなおします笑。
特定名称
純米
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通