正直甘いお酒は苦手で事前に知っていれば滅多に飲まないですし、基本的に同じお酒は飲まないことにしている自分がかれこれもう10回ほど見つける度に買っているお酒がこの亀泉のcel-24です。
このお酒の魅力は、小さい頃に京都のどこか交差点の近くの小汚い(ごめんなさい)商店街のようなところの小さなお店でジョッキグラスに入れてくれて家族で分け合って飲んだ搾りたてのパイナップルジュースを思い出す香りがして懐かしい感じがするところ、あとはこれが一番の魅力だと思いますが、作った時期が違うと、ラベルにもあるように日本酒度や酸度がブレるのですが、それがまるで果物にも個体差があることを感じさせてくれるようなリアルなところ、すごく綺麗でいつも間違いなく美味しいのに毎回同じではない不安定なところです。
いつも同じように同じものを造れるということももちろんすごいのですが、そうではないおもしろさを飲むだけで感じられる本当にすごいお酒です。
是非とも機会があれば作った時期が違うこちらの亀泉を集めて飲み比べをしてみたいものです。
微妙な違いを感じられて日本酒好きには堪らないと思います。
少し熱くなりすぎました。寝ます。
特定名称
純米吟醸
原料米
八反錦
酒の種類
生酒 原酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:甘い+2