若波 Sparkring
2021.11 製造
※撮影時は駅ホームの安全を確認し、他の利用客の方の迷惑にならないよう十分配慮し撮影をしております。
【駅×酒 第10回】
不定期の駅×酒シリーズ冬の陣。ばんないのいつものレビュー写真とは違う構図でお届けしているこのシリーズ、おかげさま(?)で10回目を勝手に迎えることができました。本日の駅での撮影モデルは「若波 Sparkring」さんです。
ロケ地は博多駅ホーム。12月になりすっかり夕方の時間帯でも暗くなり、しっかりとお酒の表情が撮れるようになりました。え?向かいのホームの人たちが痛い目でみてる?そんなの気にしたら負けです爆
購入はいつもお世話になっている住吉酒販さん博多駅店です。鍋島の山田錦生を狙いましたがありませんでした…。田中六五の生と悩みましたが明日は仕事なので低アルの若波をチョイス。
この若波に使用されている酒米なんですが「壽限無(じゅげむ)」と呼ばれる福岡由来の酒造好適米が使用されています。説明はネットより引用させていただきます。
「「壽限無」は、平成24年に酒造好適米に登録された酒米で、主に筑後地方で栽培されている。心白が大きめでやわらかく、雑味が少ない酒になる。「壽限無は、福岡の夢一献と山田錦を交配したもの。山田錦の性能をもっているので、麹米にしやすい。純米酒にすると味が濃く出る。」
福岡というと都会の印象から酒米と結びつかない方も多いと思いますが、中心部から一歩出れば自然が豊かなんですよね。特に糸島方面は山田錦の生産が盛んであり、全国でも有数の山田錦の産地だったりします。
そんな福岡県オリジナルの酒米の実力はいかに!?
ばんないシャア「見せてもらおうか。若波スパークリングの味わいとやらをっ!!」
【スペック】
○使用米
福岡県産 壽限無(じゅげむ)
○精米歩合
55%
○アルコール度数
13度
【味わい】
○温度帯
花冷え
○香り
フレッシュなお米とちょい乳酸系の香り。
○含み
パチパチ炭酸!お米のさわやかな味わいと乳酸感ある酸味が気持ちいい。
○中盤
ここでもお米の味わいがしっかりと感じられます。お米の味わいと酸味にまろやかさが乗り、角がない親しみやすさを感じます。
○余韻
中盤のお米酸味とまろやかさから一点、ガラッと苦ドライ系に。余韻はジュワ〜…ス〜…という長くもなく短くもない感じ。
【甘辛】
中口
★総評
発酵由来の炭酸感を思いっきり感じたい!甘くなく、お米感を感じられスッキリと飲めるスパークリング酒を飲みたい!という方におすすめのスパークリング酒。お酒自体はスパークリング酒としても高いレベルでまとまっているのでとてもおいしいです。炭酸が抜けるとお米の風味もより感じられ、ちょいと甘口寄りになってきます。
温度帯はしっかり冷やしていただくのが適当だと思います。甘口で飲みたい方はしっかり冷やして開栓した後、涼冷(15℃あたり)で飲まれるといいかなと思います。
ペアリングについては…うーん…やはり食前、食後ですかね…。
写真3枚目は全く関係ないですが今日公園で日向ぼっこをしていたヌコちゃんです。枯れ葉のベッドでウトウトしていました。プードルもかわいいですが、ヌコもかわいいですね。
今宵も素晴らしいネコらいふを。
原料米
壽限無
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通