鍋島 特別純米 生酒
上立ちは微かながら爽やかで華やか、たまに日本酒にミンティという表現をする人がいるが、個人的にはミントを感じたことはないものの、あるとすればこの爽やかさを言うのだろう。以前呑んだ同ラベルはたしか生原酒表記でアルコール度17ー18%だった気がするが、今回のは原酒表記なく15%だからおそらく加水もの。華やかでフルーティー、入りが意外にも果実甘から、そして酸で締め、最後辛でキレる。鍋島は同ラベルでも年ごとにブレ幅が大きいが、特純の中では今回のは個人的には秀逸。
(2日目)かなりシュポっと開栓、上立ちの爽やかさは減りよりフルーティーに、味わい的には周辺のとんがりを削った感じで、やはり甘優勢で、締めは辛というよりも苦になってきた。しかし劣化は否めず、やはり初日の花冷えが旨し。裏ラベルをよく見ると製造は2020.12とあるから、約半年間酒屋で寝かされてこのような芳醇旨酒になったのだろうか?
特定名称
特別純米
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通