「冬休みの友」
宮城・伯楽星・純米吟醸・蔵の華・精米歩合55%・16度
▼二大イベント、クリスマスと元旦のつなぎ役にセレクトしたのは「究極の食中酒」伯楽星。年末年始は鍋物や焼肉やらで食材をお酒に合わせてる余地はないのでお酒の方でマリアージュしてもらおうと(笑)▼稀代の唎酒能力を持つ杜氏社長が追い求めたのは食を邪魔せず3杯目からも飽きない究極の食中酒。-5℃〜5℃の温度管理が出来る酒店だけで販売し3ヶ月売れ残ったら直接回収して歩いているんだと
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▽なるほど。上立ち香も含み香も押し出しては来ないものの上品に香る。そして甘さは控えめに、軽くて癖がなくニュートラルでキレがある。これはさわやかでスッキリ、上品なお酒だ▽変な自己主張はなく凛とした白ワイン的な酸味が支配していて食事の後味を洗い流す。やはり綺麗な酸味がポイントですね。確かに究極の食中酒を目指していけば白ワインのイメージと重なるというのも道理。糖度を抑えて酸がキレるので確かに食を杯を重ねても美味しさが続く。所謂辛口と言う単純くくりでなく非甘口と呼ぶべきか▽第一印象だけで勝負する鑑評会よりも実用での評価が高いパターン。ちなみに4杯目を残っていた梵ゴールドに変えてみたらムムムッと、甘すぎに感じて箸が止っちゃった。。これいいなぁ、会社の食堂において欲しい(笑)。