瑞鷹 （ずいよう）

平成に飲んだもの
アルコール分　15度
精米歩合65%

瑞鷹 夏吟醸 夏酒
暑い夏にぴったりの、フルーティーな香りと軽やかでマイルドな味わいが特徴の吟醸酒。キレのあるすっきりした酒質。

瑞鷹を呑み続けて何年になるか。他の酒店ではなかなか目にすることが少ない蔵だが、いつも行く店では色々なバリエーションを用意してくれている。瑞鷹は自分にとっての子午線。メートル原器。味覚や嗅覚のような原初の感覚にはそう言うものがあるのだろう。迷ったら戻る場所。進化のスピードに息切れがしたら、自分自身はどれほど変わってきたのか測る場所。その瑞鷹が教えてくれた新しい基準。自分が変わったのか。原器が変わったのか。禅問答の世界に酔いしれていく。

崇薫　純米吟醸　無濾過生原酒。

上立ちにマスカットとアルコール。含むとそれよりも麹臭？が邪魔をします。極稀にこの臭いが必要以上に感じられて素直に楽しめないお酒に当たりますが、決まって気になるのは私だけ。いつも奥さんは全く気にならない様子で飲んでます^^; これって麹に起因するものだと勝手に思ってるんですが、実際どうなんでしょう？同じように感じる詳しい人に飲んでもらって、教えを請いたいなぁ〜^^; まぁこの手は時間経過で落ち着くこともあって、このお酒もしばらく放置するうちに香りは幾分落ち着きました。持ち味は燗をつけた時の甘味ですね。薩摩芋のようなコックリとした甘さがフワァ〜っと広がります。かなり特徴的な甘旨味。熱燗を単体でちびちびやるには良いですね^ ^ それでも気になるあの臭いのせいで私の評価は低めですが、それが気にならない人には良いお酒なんだと思います。あ、もしかしたらこれは火入れの方が良いのかもしれません…

崇薫

瑞鷹　崇薫　純米吟醸　精米歩合58%　
アルコール度数16度　瑞鷹株式会社　熊本県熊本市南区
口当たりが良く、なめらか。自然農法栽培の酒米（吟のさと）使用のせいか、お米の味が感じられる。とてもおいしい。

瑞鷹 純米大吟醸 銀
飲み会の抽選会でいただいたものです。
かすかなキウイの香り、スッキリした飲み口、その後ピリリとした辛味。
でも、精米歩合48%の純米大吟醸にしては、少し物足りなさを感じる。
まずくはないが、自分では購入しないかな。

瑞鷹は自分にとってメートル原器のようなお酒である。飲み始めて五年になるが毎年味が少しずつ変わっていくのがよく判る。要するにお酒との出逢いも一期一会だと言うことだ。また飲める、また会えるということはわからないということだ。毎日毎日が、サヨナラよ。お酒が無くては生けていけないゆえんでしょう。

芳醇純米酒 瑞鷹(瑞鷹株式会社：熊本)
アキマサリ、華錦
精米歩合65
アルコール度数15
酵母熊本酵母

瑞鷹ラストは純米酒。
これも旨味系かな？
どうだろうか。

香 ：穏★★⭐⭐⭐華
味 ：淡★★⭐⭐⭐濃
甘辛：甘★★★⭐⭐辛
軽重：軽★★⭐⭐⭐重
香りは、べっこう飴・カラメル・紹興酒・玄米。
飲み口は、芳醇旨口。

口に含んだときの感覚：
甘味★⭐⭐⭐⭐
旨味★★★★⭐
酸味⭐⭐⭐⭐⭐
苦味★⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
口当たりは淡麗め。
甘味は控えめ。仄かな苦味を含んだしっかり旨味。ほろ苦。

飲み込んだ後の余韻：
甘味⭐⭐⭐⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味⭐⭐⭐⭐⭐
苦味★★⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
旨味はしっかり。けど、あっさりと消えていく。前半に比べるとやや苦味強め。

で、結局どうなのよ？
しっかり旨味。がっつり旨味。最初から最後までさらさらと旨味が流れていく。旨味は濃いんだけどお酒としてはそこまで濃いとは感じない。

瑞鷹 純米吟醸 銅(瑞鷹株式会社：熊本)
山田錦
精米歩合58
アルコール度数16

瑞鷹3発目。
吟醸とどう違うかな。
2019年5月発売で瓶詰めは11月。
そこそこ寝かせてる感じか。

香 ：穏★★⭐⭐⭐華
味 ：淡★★⭐⭐⭐濃
甘辛：甘★★⭐⭐⭐辛
軽重：軽★★⭐⭐⭐重
香りは、メロン・バナナ・マスカット・アメ・シロップ・ややガス・油性マジック。
飲み口は、芳醇な甘旨口。

口に含んだときの感覚：
甘味★★★⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味⭐⭐⭐⭐⭐
苦味⭐⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
さらりとした入り。
やわらかなお米の甘味と旨味。
ふわりと広がる。

飲み込んだ後の余韻：
甘味★★⭐⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味⭐⭐⭐⭐⭐
苦味★⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
仄かに苦味を感じつつ旨味が棚引いていく。

で、結局どうなのよ？
甘旨。入りはさらりとしてて淡麗めかな？と思いきや、中盤あたりから甘味と旨味がふわりと広がってくる。そのままキレイに流れてフィニッシュ。吟醸と比べると甘味旨味が濃いめ。