出羽桜 吟醸
初出羽桜は20歳あたりの時に熱燗で
立ち上がってくる吟醸香とアルコールの混ざった臭いにやられてしまい、
出羽桜は臭いがキツい
熱燗はもわっと臭いが立ち籠めて危ない
との印象を懐くことに
人の固定概念構築のきっかけとは簡単なもので、それ以来、
・日本酒は冷や酒だと悪酔いしない
・出羽桜は臭いで悪酔いするから飲まないほうが良い
を信条に昨年までやってきちゃいました (>。∂)アイタ
ただ、幸いにも昨年鼠さんと交流が始まったことにより、雪冷えを主体としながらもお燗への着手を始め、お燗にすることによって活きる分類の酒もあることを知れて、だいぶ日本酒への固定概念が柔軟になってきた気がします
そうした流れからの数十年ぶりの出羽桜
雪冷えで、葡萄、林檎を想わす吟醸香
相変わらず香りは強い部類かと思いますが、嫌な臭いではありません
控え目な甘味に、軽くスッと入ってくる軽快さと強くはないものの飲み終わりのキレ
飲みやすく美味しいですね(`・∀・´)イイ!!
で、因縁あるお燗
だいぶ吟醸香が抑えられてます
軽く感じていた飲み口も、どっしりとした重量感とひきたつ辛みがあり、キレのある飲み終わりは健在です
山形といったら「十四代」
されど、全国流通量では「出羽桜」が一番ではありませんかね
久方ぶりの「出羽桜」
冷酒でもお燗でも飲みやすく、入手のしやすい分類の銘柄として再認識させられました
今宵もご馳走様でした!
特定名称
吟醸
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通