花邑 純米吟醸 雄町 一回火入れ 雄町50%精米
日本酒度 -6,アルコール度数 15度
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日本酒に詳しい方なら周知のことかと思いますが,幻の日本酒とも言われている山形県の超人気銘柄『十四代』の高木専務が完全監修し,酒造りを秋田県の両関酒造に伝授して醸された言わば『十四代のコピー酒』がこの『花邑』です。
滝川市の特約店で運良く購入できました。しっかりレポートします!!
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《★はそれぞれの強さを5段階で評価しています。》
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上立ち香はかなり強め★★★★。桃やりんごを思わせるフルーティな香りの中に,仄かなお米の香りも感じられます。
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アタックは南国フルーツのような甘味★★★★かなり甘めです。
酸味はごく穏やか★★。甘さに隠れて前には出て来ません。
その後に感じる辛味・苦味はともにかなり穏やか★★で,更にキレ味がかなり鋭く★★★★,スパッとキレて後を引きません。
含み香は適度な印象★★★。上立ち香よりもややアルコールを感じますが,フルーティーな香りのままに鼻に抜けていきます。
余韻は適度な旨味★★★と,ごく穏やかな苦味★。短めでスーッと引いていきます。
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これは確かに美味いですね。
フルーティーな香りの印象そのままに甘い蜜のような旨味がしつこ過ぎずに口の中に広がっていく様は,まるで高級なアイスワインを呑んでいるかのようです。
『十四代の完コピ品』とも言われているので,きっと『十四代』もこんな味がするのだろうな…と思い浮かべながら呑ませていただきました。(本物は手に入れられる気がしないので…)
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甘口のキレイなお酒という印象で,確かに言われてみればなかなか無いのかも…と感じます。今まで呑んだお酒で似ていたのは『くどき上手 しぼりたて生』や,『作 新酒』あたりでしょうか。どちらにしてもいつか本物の『十四代』が呑んでみたいものです( ˘ω˘ )
特定名称
純米吟醸
原料米
雄町
酒の種類
一回火入れ
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+2