写楽（冩樂） （しゃらく）

やっと開栓。季節限定のなごしざけ写楽です。
嫌味なく、澄み切った甘みが心地よい。
特徴といったものを前面に押し通すわけではないけど、安心感と安堵感はある
はぁー旨い

写楽 純米吟醸 一回火入れ
久々の写楽！
バナナ？メロン？
優しい飲み口でスイスイ進みます。
最近無濾過生ばっかりだったけど、火入れの落ち着いた感じも良いですね。
いやー旨い。

寫楽 純米吟醸 おりがらみ参
今期はおりがらみの美味しさを痛感している。こちらも桃感が濃くて、甘さからピリピリがきてドライにキレて。単体でも美味しいし食事も進む。
2日目になるとキレが増して、その辛さもまたクセになる飲み口。来年は壱、弐も追ってみよう。

写楽　純米吟醸　おりがらみ弐　2019年12月瓶詰
降り続く雨のおかげで今日は鼻が利くのが嬉しい、というわけで開栓！シュポンという軽い音とともにメロン香が広がります。
ジューシーな甘旨味と嫌味のない苦味。さらりとした口当たりに微発泡のチリつきもあり、スイスイ入っていきます。

純米酒　火入れ。

先に投稿した宮泉と、当たり前ですが本当によく似ています。どちらも夢の香の歩合60だし、双子のようです。とは言え比べると違いはちゃんとある。私の高校の同級生にも一卵性双生児がいましたが、見た目がそっくりでもちゃんと性格の違い、個性があるもんですよね。写楽の純米酒は宮泉に比べると、やや甘さを感じます。その分ほんの少しフルーティかな。ベタつく甘味ではなく、品の良い甘さ。この辺が個人的にはポイントで、写楽はいつも好きな方の甘さ^ ^ 旨味の出方も素直と言うか、優しいです。コクとか米らしさは宮泉の方がよく表現されていて本当に甲乙つけ難い^^; このレベルの高さで飲み比べが出来るのは本当に楽しいですw あ、最後の方でもうひとつ旨くなったかな？良いところを残したまま米旨味が増して来ました^ ^ 今回写楽の方は四号瓶でしたが、これは一升あるともっと色々楽しめたと思います。最後のひと伸びで今回は写楽に軍配。星で言うと0.1くらいの僅差かな？とか言ってますが、実際中身は全く一緒だったりして^^;

純米 雄町。青メロン系フルーツ風味のアタック。米の旨味もたっぷり感じるが軽い酢エチで爽やか。酒質は苦味酸味辛味控え目でストレス無く、スルリと喉元を潤す。純吟雄町も大好きですが、純米雄町のほうが旨味と酢エチ感がより強調されている旨爽やかな酒で、自分好みです。旨爽やかさが特徴的で☆5.0
写楽の中で一番好きな酒(#^.^#)

冩樂 純米酒 無濾過生
冩樂の火入れ純米がとっても美味しかったので(4.5)、その無濾過生酒ということで、期待してオーダー。生酒のせいか、火入れよりも甘みが濃く、そしてよりフルーティな感じがしました。火入れでも感じたバランスの良さは生酒でも感じられて、甘味酸味と渋味苦味がほどよく入っている感じです。でも火入れよりも甘み/フルーティさが少し強く感じられて、個人的には火入れのバランスのほうが素晴らしかった気がしました（好みによって分かれる気がします）。でも頼んで間違いのないお酒ですよね。

純米吟醸　無濾過生
香りはほのかにバナナ香で重そうな感じ。
口に含めば味濃い‼︎
そして後味に苦味がくるけど味濃いから口に残る。
通年の写楽とは全く違う味でした。

純米吟醸 おりがらみ 参
バナナや若いメロン香から旨酸がきてドライで終わります
個性がありながら抜群のバランス
圧倒的に好みです

日本酒の入り口に立たせてくれた写楽。純米酒はお初でした。バランス良くて、きれいさが格段に違う。もっと手に入りやすいといいのにと思いました。
飲み口→ 果実の甘み
口の中→ 果汁の上澄み
余韻→ すーっと消えていく