美しい田園のなかにある小さな蔵ながら栃木を代表する銘柄を輩出。最近は需要に対し供給が追い付かず、入手困難な酒になりつつある。昔ながらの和釜で米を蒸し、佐瀬式の酒槽でやさしく絞り、丁寧に醸す。すっきりとフルーティな香りと吟醸香が前面に押し出され、強い甘味と複雑な旨みが口に広がる。限定品の「鳳凰美田 純米大吟醸 Gold Phoenix」はイタリア・モンティエロッサ製シャンパンボトルを使用。華やかな席にぴったりだ。また梅酒やあんず酒などもあり、女性へのプレゼントにも好適。
鳳凰美田のクチコミ・評価
鳳凰美田が購入できる通販
鳳凰美田の銘柄一覧
銘柄 |
---|
|
純米吟醸 亀の尾 緑判原料米:亀の尾、精米歩合:55%、アルコール度:17% |
|
|
純米吟醸 PREMIUM原料米:美山錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
純米吟醸 しずく絞り斗瓶取り 無濾過生原料米:若水、精米歩合:55%、日本酒度:3、アルコール度:16~17% |
|
|
|
|
|
|
純米吟醸 No.14原料米:とちぎ酒14、精米歩合:55%、酸度:1.5、アルコール度:16% |
|
|
|
|
鳳凰美田の酒蔵情報
名称 | 小林酒造 |
---|---|
特徴 | 1872(明治5)年創業の小林酒造で醸す代表銘柄は「鳳凰美田」。現在では地名が変わってしまったが、蔵がある場所がかつて日光連山の豊富な伏流水に恵まれた「美田(みた)村」という良質な米の産地であったことから命名された。一時は廃業も考えたというほどの状況だったが、東京農業大学で醸造を学び蔵に戻った杜氏兼社長である5代目・小林正樹氏と、岩手県工業技術センターの酒造技術指導研究員だった妻である真由美氏、そして蔵人たちが力を合わせて、現在の「栃木県が世界に誇る銘醸蔵」という位置まで引き上げた。 「鳳凰美田」といえば、吟醸香を含む華やかな香りと旨味が特徴。意思があり芯が強くて、ある程度美しく着飾った女性の姿を連想するような酒質だ。和釜で米を蒸し、佐瀬式の酒槽で圧力をかけすぎないようやさしく搾ることで、甘みとやわらかさを酒に閉じ込める。「秘蔵梅酒」「ゆず酒」「芳醇杏酒」「完熟もも」など人気のリキュールに使うベースの日本酒も同様に丁寧に醸している。 難しく考えなくても飲んだ瞬間「おいしい!」といえるわかりやすさと、少し背伸びして味わう奥深さを追求し続けた先に、「鳳凰美田」の味わいがある。引く手あまたの現状にありながらも「地元に根差した愛される酒、愛される酒蔵」をテーマに、地元にどっしりと重心をおき、酒に米に…と追求を続ける。さらなる進化から目が離せない。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 鳳凰美田 美田鶴 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 栃木県小山市卒島743 |
地図 |
|