- 日本酒ランキング64位
- 関東地方日本酒ランキング12位
- 栃木日本酒ランキング4位
創業は江戸時代後期の文化3年(1806年)。仙人に仕える鶴という意味が込められた銘柄「仙禽」は、11代目の薄井一樹さんと弟で杜氏の真人さんのコンビが手がけている。11代目は元ソムリエという経歴を生かし、ワインの特徴的な味である“酸”に着目。かつての日本酒にはなかった、グレープフルーツのような柑橘系の酸味を強調した酒質を先駆けて確立し、洋食にも合う日本酒として注目を集めた。 さらに夏にリリースされる“かぶとむし”や冬の“雪だるま”など、季節商品のヒットを飛ばすなど、ブランディングセンスの良さも際立つのがこの蔵の特徴だ。しかし、そんな外見的な華やかさに反して、実質は硬派な奮闘を重ねている。原料の酒米作りを地元の農家と共に地道に続け、仕込み水と同じ水脈で育つ酒米を使って日本酒を造るドメーヌ化(原料の栽培から最終製品の工程まで一貫して生産すること)を愚直に追求。 現在は、それに加えて「江戸帰り」をテーマに掲げ、すべての酒を江戸時代に確立された生酛で醸すという挑戦も開始した。酒造技術や酵母に頼りきらない、自然の微生物との調和から生み出される唯一無二の地酒をめざしている。(山内聖子)
仙禽のクチコミ・評価
仙禽が購入できる通販
仙禽の銘柄一覧
銘柄 |
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一聲原料米:山田錦、精米歩合:35%、アルコール度:16% |
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クラシック 亀の尾原料米:吟の精、精米歩合:50%、アルコール度:15% |
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ナチュール ドゥ(deux)原料米:亀の尾、精米歩合:90%、アルコール度:14% |
ナチュール トロワ(Trois)原料米:亀の尾、精米歩合:90%、アルコール度:14% |
赤とんぼ原料米:亀の尾、精米歩合:90%、アルコール度:14% |
ナチュール サンク(Cinq)原料米:亀の尾、精米歩合:90%、アルコール度:14% |
ナチュール キャトル(Quatre)原料米:亀の尾、精米歩合:90%、アルコール度:14% |
ナチュール アン(Un)原料米:亀の尾、精米歩合:90%、アルコール度:14% |
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仙禽の酒蔵情報
名称 | せんきん |
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特徴 | 仙禽とは、鶴の別称。アイコン化し、蓋やラベルのデザインに入れている。せんきんの蔵が立つ栃木県さくら市は、栃木県のほぼ中央に位置し、関東平野の北端にあたりで那須高原との境になる。内陸性気候で、寒暖差が大きいが、冬の降雪は少なめ。利根川水系鬼怒川沿いに、広大な水田地帯が広がる。この川の伏流水を仕込み水に使い、同じ水脈で育った田んぼの米で酒造りをする。「亀ノ尾」「山田錦」「雄町」を契約栽培と自社田で栽培し、“ドメーヌせんきん”を名乗る。それが栃木の若武者、仙禽・薄井兄弟の醸す酒だ。 元ソムリエで、テイスティング能力に長けた兄、一樹さんの企画設計力と、緻密な醸造理論で酒造りを担当する弟の真人さん。2人の力が合わさって、生み出される酒の数々はコンペティションでも高い評価を得ている。 超古代製法と呼ぶ、酵母無添加、木桶仕込みのナチュールに、クラシックとモダン2つの仙禽シリーズ。印象的な酸味が特徴。ワイルドな酸味のナチュール、エレガントなモダン、ソフトな酸のクラシックと住み分けしている。また兄は、元ソムリエらしく、酒の味わい表現も流暢。ボトルの裏ラベルには、日本語と英語で、その酒の特徴を説明している。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 仙禽 葵日光 霧降 羽水 水とエチカ 静かの海 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 栃木県さくら市馬場106 |
地図 |
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