東魁盛 （とうかいざかり）

東魁盛　純米吟醸　春

香りはバナナ系
軽いガス感というかピリ感
東魁盛には珍しい梨のようなセメっぽい酸味
ややバナナな甘みを感じながら、
米の苦旨な余韻を残して消えます

温度が下がるにつれ柔らかさと甘みが出るので、
常温くらいがオススメになります
開栓2日目、トゲがまるまり梨な酸味とバナナな甘みが穏やかに
楽しめます

昨年も感じましたが東魁盛の春は、
従来のラインナップとは異なるテイストの酒と感じます

純米吟醸　「春」

自社田　五百万石×55%精米。
協会1501酵母、１回火入れ。

ふわっと軽い白桃の、いい上立ち香。
含むと少しセメダインが混ざりますが
気にならない程度ですね。

優しい甘味、表には出てこない軽い
酸味、春らしく柔らかい美味しい
お酒です。
苦•渋は感じられません。

東魁盛　純米吟醸　山田錦55 生原酒　おりがらみ

贔屓の東魁盛
上野の酒屋さんで購入。スペシャルな一本とのこと。

香りは甘酒のような澱の香りの中にメロンなフルーティー
微かなガス感
ジューシーに濃厚でフルーティーな甘酸の中に
じんわりと澱がもたらす米の贅沢な旨み
ベリーで品の良い甘旨な余韻の中に
微かな米の苦みが追いかけます

純米大吟醸の澱を使用とのことで
ベースは山田錦純米吟醸のフルーティーで芳醇な酸甘の中に
澱がもたらす米の上品な旨みがプラスされたとても贅沢な一本です
文句なしに最高評価となります

開栓3日目、濃厚なフルーティーな酸甘と米の旨みは変わらず
全体的に深みが出ています
開栓4日目、米の旨みがさらに溶け出され旨み増してます

東魁盛　純米吟醸　山田錦50 生原酒

お気に入りの東魁盛。楽しみだった山田錦の生。
香りは華やかなストロベリー系
東魁盛には珍しく軽いシュワ感
フルーティーな杏の酸味とトロッと柔らかに品良いベリーな甘み
微かな渋みとともに風味豊かな米の苦旨い余韻を残して消えます

呑んで安らぎを与えてくれる欠点の少ない優等生なお酒
普通が一番難しいことを教えてくれる東魁盛
五百万石も十分に旨いですが、山田錦はその華やかな酸味と豊かな甘みが
最大限に引き出されています

開栓2日目、全体的にコクが出て濃厚に
綺麗な酸渋が甘みを支えてバランス良いです

五百万石の純米吟醸生も再購入して飲み比べてみました
山田錦の方が酸甘に膨らみと柔らかさがありますが、
余韻に微かな苦みと渋みもあります
五百万石は比較すると酸甘の中にやや硬さを感じますが、
渋さや苦みも山田錦程は感じずスッキリとバランスが良い印象
個人的には全体的に濃厚な山田錦が好みとなりますが
これは好みの問題だと思います

贔屓の蔵とはなりますがやはり最高評価です。ご勘弁ください。

純米吟醸　きみさらず　ひやおろし　4
アタックでややフルーツのような美味しさがジューと広がって、その後ひやおろしらしい旨味に変わる
よく出来てるなー！

2020.9月に小泉酒造に初訪問して、10本以上試飲して味わいと価格のバランスで決めたお酒！
さすが私が選んだだけあって美味しい（私好み）！
今のところ、小泉酒造ではこれが一番好き

1760円/720ml

秘蔵酒　3.8
受賞酒の大吟醸より香りは穏やかで、味わいに丸みがある。
旨味もこちらの方がある気がする。
ぬる燗用に購入したんだけど（2200円）、ビンゴ！
ぬる燗にすると旨味が増して美味しかった。
受賞酒より点数が良いのはコスパ。

酒造HPより↓
酒造好適米「五百万石」を50％まで磨き上げ醸した大吟醸酒
先々代、小泉巌が「永年培った技術を活かし秘伝の造りで醸した酒」との思いから大吟醸「秘造酒」と命名。
大吟醸入門用としておすすめです。

内容量------------ 1.8L・720ml
原料米------------ 五百万石
精米歩合---------- 50%
アルコール度数---- 16度
日本酒度---------- +4
酸度-------------- 1.2

大吟醸　3.7
新酒鑑評会入賞酒らしい香り高さ。フルーティーというよりフローラル。
味わいも香り通り。微妙にピリピリするのはアルコールかな、酸のピリピリとは違う気が。

小泉酒造は無料で全種試飲させてくれる素敵なお蔵さん
1本3300円は予算オーバーだけど、その心意気に感謝して購入。　
点数は値段と私の好みのバランス。

酒造HPより↓
秘伝の技と名水で造りあげた香味ともにバランスのとれた当蔵最高級のお酒。
封を開けるとメロンのような芳香が広がり、
口に含むと旨みを残して、滑らかに喉を通りぬける。
本当に美味いと感じる、小泉酒造のトップブランド。

・令和元酒造年度全国新酒鑑評会
入賞受賞
（令和元酒造年度）

・第101回南部杜氏自醸清酒鑑評会
吟醸酒の部　優等賞受賞
（令和元酒造年度）

内容量------------ 720ml
原料米------------ 兵庫県産 山田錦
精米歩合---------- 麹米/35％　　掛米/35％
アルコール度数---- 16度
日本酒度---------- +4
酸度-------------- 1.2

東魁盛 特別純米 五百万石火入れ
1,430円/720㎖
軽やかな口当たりから白葡萄系の香りとともに心地良い甘酸味がジュワっと膨らみすぐに収縮。仄かな苦味と共にさっぱりとなくなります。これは杯が進むやつ。初見のお酒なのでそこまで期待が無かっただけに驚き。

東魁盛　自社田　五百万石55　純米吟醸　生原酒

香りは濃厚な白ワインのような甘みを感じるもの
シュワ感はなし
口当たりは一気に濃厚なベリーのような酸味と
イチジクのような甘み
余韻もしっかり濃厚でやや苦みも感じながら切れていきます

東魁盛のフラッグシップとも言えるこのお酒
五百万石ながらも濃厚に酸甘旨が楽しめます
自社田の効果なのでしょうか侮れない五百万石に感じます
開栓2日目、甘みにコクが出てきました。
やはり非常に濃厚な旨味です
開栓3日目、やや辛さも出てきましたが、濃厚ながら
酸甘苦辛のバランスが良く旨いです

米違いの山田錦のリリースも非常に楽しみです

東魁盛　環　Small Spring Series

お気に入りの蔵、東魁盛の初のアッサンブラージュ
今年は特殊事情からかこの手のお酒が多いですね

香りは弱めなバナナ
酒屋さんオススメの常温では酸味とコクのある甘み
キレもよくスッキリ雑味なしで飲みやすい

続けて冷やで
シュワ感はなし
こちらもアンズな酸味と程よい甘み
スッキリした飲み心地ですが旨味もしっかり感じます

初のアッサンブラージュでもさすが優等生の東魁盛
酸味と甘みのバランスが良く、癖なくスッキリで無難に旨いです

ただ¥2500とお値段もそこそこながら敢えての優位点は感じず
他人には他の東魁盛を薦めてしまうかもしれません
個性は弱く普通に旨いのが東魁盛と理解はしてのレビューです
開栓2日目、口あたりに甘みと若干の辛さも