森嶋 雄町 純米大吟醸 生酒
2020.12製造
本日は嫁が珍しくブラックスワンⅡを飲みたいということで、福岡は古賀にあるノミヤマ酒店に久しぶりに伺いました。嫁はブラックスワン目的で、私はというと宇宙ブルーイングさんのビール目的でした。
店内に入り、店主にご挨拶。すかさず店主が「森嶋の純米大吟醸が入ってますよ!!入荷数が少なく人気あるので、これは飲まなきゃ損です!!」とのこと。普段は激しくオススメしてこない店主が言うということは今しか飲めない森嶋なんか!?ということでお持ち帰りです。というか、結構手に入りにくいみたいですね笑。
レビューです。開栓からの立香はバナナ南国フルーツの系。含みます…口あたりは軽くて、パチパチの微炭酸と同時に、これまたバナナ吟醸香。生のフレッシュ感もオマケ!!中盤から余韻にかけてクリアな辛味がグワッと立ち上がる。
「こりゃうめーわ!」
思わず一言。
ここで、私も感銘を受けた蔵元さんのコメントを転載いたします。
「1999年、実家に戻り、酒造りに携わり、2015年秋、自らが杜氏となり、今日まで受け継がれてきた150年の伝統を守りながらも、いつか自分の理想の味わいの酒、自分のブランドをつくりたいという想いで、自分自身に一石を投じてきました。目指すのは新しい発見のある食中酒、ほどよい酸とフレッシュさで、日本酒の美味しさの可能性を、食事と共に感じてほしい、飲む人をハッとさせる何かを投げかけられたら。
そんな想いで、設備をほぼ一新しながらも、伝統的な種麹と酵母で、基本的に忠実な製法で時代に合う味わいをつくって参りました。構想から約10年の月日を経て、酒造りにかける想いと覚悟を込めて命名したのは、自らの性「森嶋」。
ラベルには実際に東日本大震災で崩れ落ちた石蔵の大谷石をデザインし、酒造りを続けていくことへの不屈の精神と、これからも自分自身に一石を投じる姿勢を忘れずにいたい、という想いを表しています。みなさまが飲むたびに幸せな気持ちになっていただければと、これからも精進してまいります。」
蔵元と、その想いを飲む人のストーリーに終わりはありません。
特定名称
純米大吟醸
原料米
雄町
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通