旬の物で飲むシリーズ、スーパーで500円で1キロの立派な甘長とうがらしを見つけてすんごい迷う。
つやっつやの立派な大きさ、絶対に美味しい。でも、さすがにこの量を一人で数日以内に食べ切れる気がしない。
泣く泣く、一袋95円の中から「大きな甘長とうがらし」が入ってるのを選んで2袋買う。
グリルでくったり柔らかくなるまで焼く。だし醤油にすりおろした生姜をたっぷり入れて、準備万端。
お酒、何にしようかな〜。
この間「わー、蝉のラベル!夏っぽくてカワイイ〜」と買って帰って見たらヤゴで赤面した「いづみ橋 夏ヤゴ スパークリング」を開ける。
黒焦げに焼けた甘長とうがらしの薄皮をぺりぺりとむき、生姜醤油に浸して、ちょっとお行儀悪いけどヘタのところを持って、あーん、と口に8割入れる。
辛みはほとんど無く、ふにゃっと柔らかい青くさい甘さがたまらない。
そこに、開けた瞬間にモコモコ泡立って「ヤバいヤバい」と慌てて飲んだ発泡で辛口のお酒が乱入してくる。
初夏の家飲み、楽しいなぁ。
甘長とうがらし、家で食べるのが私だけなので、ひとりで6本イッてしまう。
そっか、あの1キロ(写真載っけてます)も一度焼いて、鰹節をたっぷり入れた薄めの出汁醤油に漬けて冷やしといたら、作り置きできたかも……帰ってそんな肴あったら幸せやん……と、買わなかった1キロの甘長とうがらしにちょっと後悔。
にごりの発泡だけど、スッとキレがいい。蝉……じゃなくてヤゴのラベルの夏酒、氷入れて飲むのも楽しそうです。
特定名称
純米
原料米
山田錦
酒の種類
一回火入れ 発泡
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:辛い+1