「冬の果実」
長野・湯川酒造・十六代九郎右衛門・純米吟醸・ひとごこち・精米歩合55%・生原酒・直汲みおりがらみSP・協会酵母18&14・16度・微炭酸
▼キャッチフレーズは『日本で最も星に近い酒蔵』。蔵のある木曽路の長野県木祖村は標高936m、酒造期にはマイナス18℃まで気温が下がるのだと言う ▼「九郎右衛門」は370年前の創業者の湯川九郎右衛門からで十六代の歴史
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▽素敵なフレッシュフルーティ。フルーティなぞ陳腐な言い方で、単純にそのまま果実感と言った方がしっくりくるような、鼻に抜ける瑞々しいフレッシュテイスト。その男、柑橘系
▽甘さも砂糖の甘さではなく(当たり前だ)、 穏やかな果糖の甘味と言うか(それも違うだろ)、なにせとてもヘルシーな印象の甘酸苦
▽イメージとしては、夏の炎天下に柑橘系の果実を握り潰して口に流し込むくらいの爽やかさなのだが、実はそれが造られてるのは冬ですねんと言うのが面白いところ
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2日 少しバランスが崩れた。やはり直汲みの開栓直後、一瞬の甘美な煌めき
特定名称
純米吟醸
原料米
ひとごこち
酒の種類
生酒 原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1