「松の司 純米大吟醸 竜王山田錦 弓削」
その昔、友人に薦められて手に取った一枚のレコード、「炎の導火線」
Van halen(ヴァン ヘイレン)のファーストアルバムでした。
スピーカーから飛び出てきた未知の旋律。
溢れ出んばかりの音のエネルギー。
魂の叫びのようなギターサウンド。
心臓を鷲掴みにされて引きちぎられるような衝撃。
自分の中で何かがはじけ飛んだのを、今でもハッキリと覚えています。
そうだ、ギターやろう。
その少年はおじさんになった今も、あの日の感動を胸に夜な夜なギターを手にします。
今宵は飲みながら弾こう。
こんな夜のお供は、松の司 弓削。
あの歪んだディストーションサウンドとは対照的な、澄んだブルーの湖の様な透明感。
破壊的な旋律とは対極にある、静かで清冽なハープのようなシルク感。
松瀬酒蔵の立つ弓削地区の米で作られたこの酒も、きっと人々の心に響くと感じます。
あのギターのように。
でもホントは煙草とバーボンなんかが似合うんだろうけどな(笑)。
Edward Van Halen。
エディ。
ロックギターの申し子。
ボクの永遠のギターヒーロー。
逝くには早すぎだろう。
どうぞ安らかに。