みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 雄町 ひやおろし
2020.09製造
奈良といえば、大仏。奈良といえば、奈良漬け。奈良とえいば、みむろ杉!!奈良のお酒であるみむろ杉、風の森に続き我が家に着弾です。開栓に伴いまして、お鍋の特設ステージで撮影会!お杉、まさかのアウェイか…?と思われがちですが、これはむしろお鍋とお杉の友情の証です笑。そしてひやおろし同士、ガッチリ肩を組んで秋鍋とパシャリ!!うーん、イイ絵だー笑
今回のレビューは冷酒と燗酒の心を込めたダブルレビューです。アテはもちのろんで奈良漬けですわ!!
まずはキリリと冷やした状態からいただきます。送っていただい方からのリクエストで嫁レビューから先にいきます。ちなみに私より先に飲ませました笑。
ゴク…。
嫁「んっ!!甘〜い!まろやか!美味しい!」
マジか!?ということで私もいただきます。
立香は…おぉ!南国フルーツ系の甘い香りだと!?含みます…口当たりは柔らかく、含んだ瞬間にお米の旨味と甘味が一気に花開きます。中盤あたりはただただまろやかで深みある甘味と酸味が口中を満たします。ゴクッと喉を通したあとの余韻は酸旨味を残しつつ夜の静かな海岸の引き波のようにフェードアウトします。ええ?!お杉、ハンパないよ!お酒の輪郭は丸い。含みから余韻までの全てが柔らかなタッチ。これはうまい!
余韻に浸りながらすかさず奈良漬けをパクリ…あぁ…コレは大正解。口に入れた瞬間に酒粕の香り。甘ーくまろやかーー♪それからの瓜をカリっ!またまたゴージャスな旨甘酸味が押し寄せるー!味わいがお杉と似てるせいでまさに連携プレー!お口直しにまたお杉を…あぁ、癒される…優しい…しかしまた物足りなくなり奈良漬けをカリっ!という魔のループに陥る笑笑
これは憎くて幸せすぎる組み合わせ…なんチューもんを贈ってきなはった!?笑笑
さてさて、お次は燗です。今回は熱湯にいきなり入れる熱の入れ方ではなく、水の状態から熱を入れていく方法で燗つけしたいと思います。
贈っていただた方オススメのアツアツ、とびきり燗からいきます。含みます…あぁー雄町、バンザーイ!甘酸味とお米感の口中ビッグバン!こりゃ燗でもウマウマですわ!あわせて奈良漬けもパクリ!おわっ!?お酒とアテの味わいのバランスがドンピシャ!冷酒のときは奈良漬けの味の方が強く感じましたが、燗付けすると両者の均衡がうまくとれあっていて見事に調和をしています。おそらく、この地球で今一番平和な世界はここです笑。
次はぬる燗です。むーん、ここからはさらに味わいがさらに広がりをみせはじめます。特にお米感が増し増し。とびきり燗で降伏の旗振ったんですが、まだまだ銃弾をカラダに浴びせられている状態笑。
最後に常温。あー、はい、これは並行宇宙です笑。なるほどね。冷酒と燗の中間…フワフワかつ地に味が着くか着かないかの瀬戸際(意味不明)。バンバン燗付けして飛ばしてきましたが、自分がいる部屋の温度と同じ温度軸が最高。これがばんない流の並行宇宙の表現…わけわからんですね笑
最後に、奈良酒サイコー、奈良漬けサイコー。思わず奈良にGoToしたくなりました。酒を飲む…その土地の思いを飲む。これはもはや自宅GoTo。さて、今度はあの人に何のお酒を贈ろうかな…笑笑
特定名称
純米吟醸
原料米
雄町
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通