竹鶴 純米吟醸 生 初しぼり
香りはあまり立ってこずアルコールが少し香るくらい。後から燻したような香りがほやっと立ってくる。
口の中ではまろやかさと酸味がいったりきたりで広がり、渋味で最後しめてくれる。この後味が残るのが好き
スペック
原料米:八反
精米歩合:50%
度数:16.5度
日本酒度:+10
酸度:2.7
アミノ酸度:2.4
酵母:協会7号
竹鶴酒造(広島県竹原市本町3丁目10-29)
https://www.taketsuru-shuzou.co.jp/
創業 1733年
竹原近辺は瀬戸内海でも特に干満差が大きい一方で島が多く、波穏やかで島々は魚介の揺り籠となっている。
製塩業を前身とする酒造会社
広島藩の規制を受け酒造りの発展が妨げられる中、九州への販路拡大を試みるもののの上方の清酒に一蹴されてしまう。竹原の酒造家たちは隣の安芸津町と共に技術の向上を目的として広島県初の酒造組合を結成
上方から江戸へ下った「下り酒」=「富士見酒」を買い戻していたほど、熟成したお酒が美味しかったそう。