5代目にあたる石合多賀治(たかじ)は、明治から戦前にかけてさまざまな革新的な取り組みを実践しながら酒造りを行なった、気鋭の人であったという。現当主である8代目が、中興の祖といえる多賀治氏に敬意を払い、6年前に新たに立ち上げたブランドである。原料米には、岡山県産の「雄町」「山田錦」「朝日」を用い、毎年麹造りなど従来とは異なる新しい技法も導入しながら、自らチャレンジする酒と位置付けている。その中から県内赤磐市赤坂地区の農家と連携し、「朝日」米を育成していく交流会なども生まれている。 2016年には「多賀治・純米大吟醸“朝日”生」が、著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏が主宰する“パーカー・ポイント”で、90点を獲得。全国約800点の純米大吟醸、純米吟醸酒のうち、上位にあたる78点の一つに選ばれた。(松崎晴雄)
多賀治のクチコミ・評価
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多賀治の銘柄一覧
銘柄 |
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多賀治 純米雄町 無濾過生原酒 |
多賀治 純米吟醸 朝日 無濾過生原酒 |
多賀治 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 |
多賀治 純米吟醸 山田錦 にごり生原酒 |
多賀治 山廃純米 雄町 |
多賀治 純米吟醸 山田錦 無濾過火入れ原酒 |
多賀治 純米雄町 限定直汲み 無濾過原酒 |
多賀治の酒蔵情報
名称 | 十八盛酒造 |
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特徴 | 十八盛酒造(じゅうはちざかりしゅぞう)は、瀬戸大橋のかかる倉敷市児島に蔵を構える。創業は江戸時代中期、1785(天明5)年という歴史を誇る老舗蔵。蔵のそばには瀬戸内海の田の口港、北に上がれば由加山蓮台寺がある。蓮台寺は讃岐の金毘羅さんと並んで舟の守護神として崇敬され、田の口港から由加山蓮台寺へ登る参詣客で賑わう参道口にある蔵として栄えて来た。「娘十八、番茶も出花」という言葉から名付けられた銘柄「十八盛」は、「とーはち」と呼ばれ地域にも親しまれてきた。雄町をはじめとした地元岡山県産の酒米を主に使用し、原料には惜しみなくいいものを取り入れ、「原価を欠いてもよい酒を造る」という信念で酒造りを行う。2012(平成24)年には現当主石合敬三氏が八代目蔵元杜氏となり、特約店銘柄として新銘柄「多賀治」をリリース。地元からの信頼が厚かったという五代目の名前から付けた銘柄は、地元の米と水にこだわり、チャレンジ精神にあふれる。 |
銘柄 | 十八盛 ことのわ 多賀治 Perle de Riz. ええなぁ 白黒動物シリーズ |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 岡山県倉敷市児島田の口5丁目6−14 |
地図 |
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