「よこやま」は、醸造元である重家酒造が紆余曲折を経て新たに誕生させた酒だ。創業は大正13年(1924)。良質な米が育つ肥沃な土地のため、もともとは日本酒を造っていたが消費の低迷で23年間途絶え、近年は「ちんぐ」という人気の本格焼酎を造る酒蔵として広く知られていた。 しかし転機は酒が発売された平成25年(2013)。蔵元である横山太三さんが山口県の日本酒「東洋美人」で修行をして杜氏も兼任し、23年ぶりに日本酒を蘇らせる。以降も「東洋美人」の協力が続くが、平成30年(2018)に念願の新蔵を壱岐に建設。約5年もの時間をかけて探したという良質な地下水と、厳選した山田錦などの酒米を使い、本格的に日本酒造りを開始した。 酒質は一杯目で記憶に残るような、フレッシュでフルーティーな味わいを追求。蔵内は常に5℃以下で、空気に触れさせることなくマイナス5℃以下で酒を充填するなど、酒の鮮度を保つためのこだわりが強く、徹底した低温環境を貫いている。酒は可憐で華やかな香りが特徴で、コンパクトな甘味が心地よく後を引く。陶器の猪口よりも、酒の繊細な味がよくわかる薄めのワイングラスがおすすめ。よく冷やしていただきたい。(山内聖子)
よこやまのクチコミ・評価
よこやまが購入できる通販
よこやま SILVER10 純米吟醸生酒 720ml~1800ml 横山蔵 酒ワングランプリ優勝 よこやま 重家酒造 長崎県 壱岐 フルーティー 人気
よこやま 純米吟醸 SILVER1814 火入れ 720ml ~1800ml 横山蔵 酒ワングランプリ優勝 よこやま 重家酒造 長崎県 壱岐 フルーティー 人気
夏純吟2024 よこやま 純米吟醸 720ml~1800ml 横山蔵 酒ワングランプリ優勝 よこやま 重家酒造 長崎県 壱岐 フルーティー 人気 夏の日本酒
よこやまの銘柄一覧
銘柄 |
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SILVER1814生原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
SILVER189生原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
SILVER1810生原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
SILVER14生原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
SILVER7 火入原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
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SILVER189火入原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
SILVER1810火入原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
SILVER14火入原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
SILVER10火入原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
Silver 超辛7 生原料米:山田錦、精米歩合:50%、アルコール度:16% |
SILVER 超辛7 火入原料米:山田錦、精米歩合:55%、日本酒度:7、アルコール度:16% |
GOLD 純米大吟醸原料米:山田錦、精米歩合:40%、アルコール度:16% |
等外生原料米:山田錦、精米歩合:50%、アルコール度:16% |
等外火入原料米:山田錦、精米歩合:50%、アルコール度:16% |
SILVER10生原料米:山田錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
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よこやまの酒蔵情報
名称 | 重家酒造 |
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特徴 | 1924(大正13)年創業の重家酒造(おもやしゅぞう)は長崎県の離島・壱岐島にて日本酒を造る唯一の酒蔵である。壱岐といえば麦焼酎発祥の地として知られ、重家酒造でも麦焼酎が造られている。かつてはほかの蔵でも日本酒が造られていたというが、時代の流れとともに減少していき最後に残ったのが当蔵であった。しかし人手不足などもあり1990(平成2)年に日本酒造りを断念。焼酎に専念するが、いつか日本酒造りを復活させるという想いを胸に蔵元は2014(平成26)年から澄川酒造場(山口)へ修行。すべて自らの手で酒造りを行い、「横山五十」を誕生させる。そして2018(平成30)年、”28年ぶり”に壱岐にて日本酒造りを復活することに。水質を調べ上げ設備も九州屈指と呼ばれるほどに揃えた日本酒蔵を新設。そうして造られる新銘柄「よこやま」は、ファーストドリンクにぴったりな華やかで飲みやすい酒である。 |
酒蔵 イラスト |
(蔵元写真撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 冨士鶴 確蔵 横山五十 よこやま いきなはからい 海彦山彦 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 長崎県壱岐市石田町印通寺浦200 |
地図 |
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