高千代(たかちよ) 純米大吟醸 生原酒 Summer Blue 二つほどアップしてなかったので遅れたがアップします。
アメリカに戻って来た。実はいつ日本に帰国出来るか分からなかったので、一本だけ去年のSummer Blueを残こしていた。今回、今年のを何本か持ってきたので、もう良いだろうと開栓。開けた瞬間、大好きな甘い、甘い南国果実と綿飴とシロップの香りが立ちのぼる。うおお、と思い注いですぐ思わず口に。うわあ、あんま〜い!これこれ、これだよ!口に含んだ後には糖分の甘い後味が残り、唇がくっつく感じも。いつもお世話になってる例の酒屋さんに「今年のSummer Blueは甘いですよ〜、大丈夫ですか?」ということを去年言われたことを思い出す。そして甘旨爆弾の大波の後には微かに柑橘類っぽい酸味と苦味が。
それにしても今年のを開けた時にも書いたが、やはり去年の方が一、二段甘さとボリュームがあると明確に感じる。なので思わず予定していなかったこのレビューを書くことにした。なんだろう、ワインだとその年の天候により葡萄の糖度が変わり、それによりワインの糖度・アルコール濃度、味に変化が出るのだが、そういうことなんだろうか?うーん、開けちゃったことを少し後悔?かな。
とにかく素晴らしい!自分の中ではやはりトップかも。このヴィンテージの味を再び味わうためだけに毎年Summer Blueを買い続けることを心に誓った。