大信州別囲い純米吟醸番外品生
先月末、いつもお世話になっている酒屋さんで発見。
番外品と言えば年末に出荷されるお酒なのになぜ?
酒屋の社長さんに聞いたところ、コロナの影響で出荷できなかったお酒を蔵で寝かせ、時期を見計らって特約店に案内&出荷したのではないか、との事。
7ヶ月寝かせた番外品はどんな味なのか?
大信州らしいリンゴと熟成による少しカラメルっぽい感じの香り。
口に含むと超濃厚なリンゴの様な味わいと濃厚ながら爽やかさを感じる甘味が広がります。この濃厚ながら透明感すら感じる上品な味わい、蔵元による7ヶ月の熟成は伊達じゃない。
そこから、生酒ならではの少し強めのシュワシュワ感、微かに感じる上品な酸と心地よい苦味から、キリッとした辛味が後味をまとめてくれます。
熟成による濃厚さと大信州の特徴とも言える洗練、軽快な味わいが両立する一本。旨い!