今宵の地酒は、長野の「松尾」です。
今まであまり手を出していない銘柄も1つ1つ吟味していかなくてはならない段階に入ってきました。
ということで、今回は意外と今まで呑んでいなかった(と思う)「松尾」です。
敬遠していたのは、こんな味・あんな味 と あちこちで聞いた予備知識が知らず知らずのうちに邪魔をしてしまっていたのだと思うのですが・・・
さー、いただいてみましょう。
一瞬、モワッとした形容し難い味わいを感じましたが、2口目からあまり感じなくなりました。
全体にそれぞれの味わいが濃厚でバランスは辛味側に寄っているお酒です。
辛味が悪いのではなく、全体の味わいの厚みが爽やかさを遠ざけています。
生酒の旨味やまろやかさが濃厚な味わいに一層のマッタリ感を助長してしまったように感じます。
酸味にスッキリとしたフルーティーさやキレがあると一段と美味しいお酒になると思います。
同じ製法で酒米が変わっただけでも激変しそうな面白そうなお酒ですね。
2日目
初日と比べるとバランスが整ってきました。
3日目
普通においしいんですけど・・・
開栓後、日を置くごとに美味しくなっているような感じがします。
特定名称
純米吟醸
原料米
山恵錦
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1