森酒造場の代表銘柄として愛される「飛鸞(ひらん)」。蔵をかまえる長崎県平戸は、かつて貿易の拠点として栄えた港町だ。平戸の島影が、島の精である鳥「鸞」が飛びたつ姿に似ていたことから「飛鸞島」と呼ばれるようになり、その名に由来して酒名を「飛鸞」と名づけたそう。現4代目社長は「継(つな)ぎ絆(つな)がる酒造り」をモットーに、地元の米と名水をつかった地域に根ざした酒造りをめざす。飛鸞シリーズは季節によって特徴的な日本酒が発売されるが、通年長崎県内限定で流通するのが「飛鸞 Classic」だ。長崎県の食材や料理とあうお酒をコンセプトに、平戸産山田錦などを中心に醸したお酒。深みのある味わいとキレのある後味が特徴的で、冷やでも燗でも好みの飲み方で楽しめる。
飛鸞のクチコミ・評価
飛鸞が購入できる通販
飛鸞の銘柄一覧
銘柄 |
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にこまる QUEEN 無濾過生原酒アルコール度:15% |
Heaven精米歩合:60%、アルコール度:13% |
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青天精米歩合:60%、アルコール度:14% |
Reborn 貴醸酒原料米:山田錦、精米歩合:70%、アルコール度:14% |
飛鸞の酒蔵情報
名称 | 森酒造場 |
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特徴 | 長崎県の北西部に位置する平戸島と、その周辺にある約40の島々から構成される海のまち、平戸市。大航海時代には「フィランド」と呼ばれ、海外と日本を往来する人々の貿易拠点として発展してきた歴史を持つ。そこに1895(明治28)年「小松屋」の屋号で創業し、昭和30年代に「森酒造場(もりしゅぞうじょう)」として法人化した。長らく日本酒と焼酎を製造していたが、時代の変遷とともに規模は縮小。杜氏もおらず廃業の危機となるほどだったが、5代目の「若き天才」森雄太郎氏が杜氏として蔵に入り、蔵の改修や製造方法の見直しなどを行いほぼすべてを一新。地元の米、水と生酛造りを行うなど、地域に寄り添う取り組みへと変えていき、平戸の古い呼び名であり主力銘柄である「飛鸞」は、「平戸のテロワール」を意識した新しい酒として生まれかわった。全国酒類鑑評会の入賞、フランスのコンクール「KuraMaster(クラマスター)」では、最上位のプラチナ賞に次ぐ金賞を受賞するなど、その評価は国内外でも高い。 |
酒蔵 イラスト |
(山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 飛鸞 棲霞園 幸橋 豊年 平戸つつじ FIRAND 夢名酒 BLACK JACK |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 長崎県平戸市新町31−2 |
地図 |
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