- 日本酒ランキング70位
- 関東地方日本酒ランキング13位
- 千葉日本酒ランキング5位
千葉を代表する「仁勇」を醸す鍋店(なべだな)が平成16年(2014年)よりリリースしている、従来のラインとは異なる新銘柄。流通は特約店制度をとっており、全国の専門小売店で販売している。ラベルに描かれた力強い字体のごとく、無濾過の製品を主体にした濃厚で押しの強い味わいが特徴だ。酒質も本醸造から大吟醸まで幅広く、製法とともに原料米の違いによっても飲み比べることができるようになっている。 酒蔵は現在、神崎(こうざき)町にあるが、元禄年間に成田で創業し、新勝寺の参詣客たちに親しまれてきた。現在神崎町にあるもう1軒の酒蔵「寺田本家」と共同で、「醗酵の里こうざき酒蔵まつり」を毎年3月に開催。酒蔵開放のイベントとしては4万人以上が集まるという、関東有数の規模を誇るイベントに育っている。(松崎晴雄)
不動のクチコミ・評価
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不動の酒蔵情報
名称 | 鍋店 |
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特徴 | 千葉県成田市にある成田山新勝寺は、年間1,000万人を超える参詣者が訪れる全国有数の寺院である。その参道にて、1689(元禄2)年、佐倉藩より酒造株を授かったことから創業したのが「鍋店(なべだな)」である。かつて、表通りで商いをする店を「たな」と呼んでいたこと、「座」の一つである「鍋座」を祖先の代から管理していたことから屋号に残したという。現在、成田山参道には酒販店を残し、酒造りは香取郡神崎町に移転している。代表銘柄は寺院由来の名で米本来の味わいを前面にだした「不動」、食事に寄り添うスタイルの「仁勇」の二本柱。かつては杜氏を呼んでいたが、1997(平成9)年からは「自分たちの手で個性ある酒を」と、仕込みから貯蔵、瓶詰めやラベル貼りまでを自社スタッフで行っている。神崎町一帯は、酒づくりだけでなく味噌や醤油などの発酵食品の製造も盛んな地域であった歴史があり、近隣には酒蔵や味噌、醤油などの蔵が多くある。年に一回の「蔵祭り」では地域を巻き込んでの一大イベントにまでなり、全国からファンが訪れる。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 仁勇 不動 八千代桜 鍋屋源五右衛門 大樹 花山水 天恵 神崎蔵 むらの酒 富里 流山おおたかの森 下総美人 むこ殿 やさしさをありがとう 香神 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 千葉県成田市本町338 |
地図 |
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